25年卒の学生の就活が、いよいよ本格化しています。
みなさん、就活中はどんな服装で活動していますか?
“服装は自由”という会社も増えているようですが、やはりリクルートスーツという学生が多いのではないでしょうか。
では、社会人になったらどんな服装で働きたいですか。
スーツ、制服、カジュアル…選べるならどれが理想と考えているのでしょうか。
※以下、「マイナビ2025年卒大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」より
どんな服装で働きたい?
まず、社会人になったら職場でどんな服装で働きたいかを尋ねた結果です。
最も多かったのは「オフィスカジュアル」で半数近くとなりました。
「オフィスカジュアル」に明確な定義はありませんが、スーツや制服のように決まった形ではないものの、職場のビジネスシーンに合った服装ということのようです。
会社によっても「カジュアル」の許容範囲は違ってくるかもしれません。
2番目に多かったのは「Tシャツ・スニーカーなどカジュアルな服装」で、およそ2割でした。
着心地がよく、動きやすい服装を好む人が多いことがうかがえます。
このほか、「制服・ユニフォーム」が19.6%。
社会人の定番というイメージもある「スーツ」は、最も少ない13.9%でした。
制服やスーツには、服装に悩まず仕事になじめるといった意見が多かったようです。
それぞれについての学生の意見です。
《学生の声》
▽「オフィスカジュアル」
身だしなみとしてある程度整えることは必要だと思うが、常識の範囲内でおしゃれを楽しんでもいいと思う。オフィスカジュアル、私服出勤のほうがスーツよりもリラックスして仕事に取り組むことができ、効率が上がりそう。(文系女性)
▽「Tシャツ・スニーカーなどカジュアルな服装」
堅苦しい服装よりも、自由に自分らしい服装でいられる方が伸び伸びと働けると思う。自己表現の一環として服装の規定は少ないにこしたことはないと思う。ファッション的な話よりも、寒暖差の調整や機能性の面で服装自由だとありがたい。(文系男性)
▽「制服・ユニフォーム」
作業着やスーツなどの着るべき服装が決まっていると毎日着る服を選ぶ手間が省けたり、同じ職場で働く仲間との一体感のようなものが感じられるため、入社への意欲に関わってくると思う。(理系男性)
▽「スーツ」
仕事とプライベートは分けたいので、スーツなどしっかりした服装の方が良いと感じる。オフィスカジュアルの定義がはっきりしていないと感じるので抵抗がある。(理系女性)
働きやすい自由な服装を求める人も、TPOをわきまえる大切さは意識していることがうかがえました。
マイナビの担当者
「リモートワークの定着やジェンダーの多様化などもあり、仕事に必要ない部分で特定の服装を強要されることへの違和感を持つ人が増えたように思います。職場での服装は社内の雰囲気を表すこともあるので、社員と接する機会があれば確認してみるとよいと思います」
職場の服装は入社意欲に影響する?
では、就活で気になる企業が自分の理想とする服装ではなかったら、入社意欲に影響してくるのでしょうか。聞いてみると…。
「まったくそう思わない・あまりそう思わない」と答えた人が、あわせて49.2%。
「非常にそう思う・まあそう思う」と答えた人は、あわせて31.5%でした。
入社したい企業を選ぶ上では、服装よりもほかの部分を重視する学生が多いようですが、ほぼ3人に1人は服装も重視していることがうかがえます。
おおまかな服装が決まっていてもそうでなくても、それぞれにメリット・デメリットがあって、毎日のことなので自分がしっくりこないと負担に感じるかもしれません。
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